カトリック世界で学んだ日本人伝道

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 ブラジリアカトリック聖堂前 カトリック教会は今も大きな活動を続けている。
 プロテスタント福音教会は、さらに大胆な前進を遂げている。
 ラテンアメリカに生きていると、如何に民衆の中に、カトリック教会の伝統がねずいているかを知れる。それがあるからこそ、プロテスタント教会の前進があると言える。
  また、日本人伝道に付いても非常に強く考えさせられてきたし、今も多くの学びが続いている。
キリスト教の土壌が全く違うとつくづく感ずる。 ラテン・アメリカで起きていることが如何して日本で起きないのかという疑問は、この「日本人伝道ノート」を熟読して頂ければ解決すると思う。
 (右からHi-BA・OB,稲葉、森本、中田)

キリスト教国の実践神学は非キリスト教国・日本のそれとは、大きく違っている。

 「日本人伝道ノート」と50のQ&Aとのナンバーの入り乱れ
 「日本人伝道ノート」と日本人伝道ノート・50のQ&Aとは、ナンバーが入り乱れていて、少々、複雑なのです。
これは、このノートを書き始めたプロセスに原因があります。

 自分の心に浮かんでいた質問を50書きだして50のQ&Aに
 このノートは、初め、自分自身の中で、日本人伝道するのに、いくつもの疑問があったのです。それで、先ず、それを質問にして、
50にまとめました。それがもう20年以上も前です。
そして、その中から、殊に、いま重要と思われるものを17問選び、質問と答として「日本人伝道ノート(1)」として、書いてみました。
質問と答にした方が、もっと、論点が明確になり、考えやすく、実行に移しやすいと考えたからです。答えも、小見出しをつけて分かりやすくしています。
 日本人伝道が如何して、欧米ラテンの中での伝道と違うかを少しでも、ご理解下さるなら幸いです。

 講演会では15の質問形式で
 今各地で呼ばれて「日本人伝道」を公演するときも、一人で話さないで、あらかじめこちらから15程の質問を用意して、出席者にその質問をあたかもご自分の質問として、質問して頂いて、それに私がお答えするようにしています。
 これが意外と好評で、一人でお話していると、自分まで眠くなってしまうのに、このシステムですと、凄く盛り上がるので
味を閉めて、その地方にあった質問に変えて、各地でさせて頂いています。

 50の質問は、私自身、手元に失なっていましたが、朝顔教会の栢沼兄弟が持っておられて見せて下さって、目次だけでもと、ホームページに入れました。「日本人伝道ノート(1)」だけでもあれば、50のQ&Aは十分理解していただけるかなーと思ったりしています。しかし、(Ⅱ)も欲しいという方々もおられて、検討中です。

 兎に角、少しでも、若い伝道者の方々の励ましとなり、伝道理解の善き同伴者となってくれれば幸いです。